27日目 ~内偵、拘束、吸血鬼~(後編)
「居るのは死体ばっかりで、一向に内偵者が見当たらないんだが……もしかしてここには居ないんじゃないんだろうか?」 |
裏切ったとはいえ、とりあえず内偵者がどうしているのかは探っておかないとな。初めから裏切っていたのか、拷問の末に喋ってしまったのかでは違う話になるだろうし。
「お、スイッチ見っけ」 |
途中で例のカゴがあったから、あれのスイッチだろうな。中身が何かは知らないが、お宝の類だろう、きっと。
「ひなみ」という名の、元騎士、現魔術士がOBLIVIONの世界を彷徨うお話。
「居るのは死体ばっかりで、一向に内偵者が見当たらないんだが……もしかしてここには居ないんじゃないんだろうか?」 |
「お、スイッチ見っけ」 |